FXの始め方|初心者向け5つのステップでやさしく解説

「FXに興味はあるけど、どうやって始めたらいいのかわからない…」
そんな初心者の方に向けて、この記事ではFXの始め方を5つのステップに分けてやさしく解説します。
ステップ1:FXの基礎を学ぶ
FXをはじめるにあたって、まずはインターネットなどでも手に入る情報を使って、FXの基本的な仕組みや用語を理解しましょう。
FXとは「Foreign Exchange」の略であり、異なる通貨を売買して差益を得る投資です。たとえば、「1ドル=150円」のときにドルを買って、後に「1ドル=152円」で売れば、1ドルあたり2円の利益が得られます。このように、為替レートの変動を利用して利益を狙うのがFXの基本です。

覚えておきたい基本用語には以下のようなものがあります:
- 通貨ペア(例:USD/JPY):取引する2つの通貨の組み合わせ
- スプレッド:売値と買値の差(実質的な手数料)
- ロング/ショート:買いから入る場合はロング、売りから入る場合はショート
- レバレッジ:少ない資金で大きな取引ができる仕組み(日本では最大25倍)
これらの用語を理解しておくことで、実際の取引の流れが見えてきます。
ステップ2:FX会社(証券会社)を選ぶ
FXをはじめるには、証券会社にFX口座を開設する必要があります。そのためにまず、信頼できる証券会社を選びましょう。
証券会社を選ぶ際のポイントは以下の通りです:
- スプレッドが狭いか(コストが安い)
- レバレッジや最小取引単位が自分に合っているか
- 取引ツール(アプリやPCツール)が使いやすいか
- 初心者向けの学習コンテンツが充実しているか
- サポート体制が整っているか
ECMarketsでは、STD、ECN、PROの3種類の口座タイプを提供しており、最小入金額は10ドルからとなっています。口座開設は無料で、最短1日から取引を始められます。
ステップ3:デモトレードで練習する
口座を開設したら、いきなり実際のお金で取引をはじめるのではなく、デモ口座で取引の練習をしましょう。
デモトレードでは、仮想資金を使ってリアルな相場環境で取引の練習ができます。損失のリスクがないため、初心者でも安心して注文方法や相場の動きを体感できます。
この段階で身につけておきたいのは:
- 注文の出し方(成行、指値、逆指値)
- 利益確定・損切りのタイミング
- チャートの見方と簡単なテクニカル分析
最低でも1〜2週間はデモトレードを行い、自分なりのルールや感覚を掴んでから本番に移行しましょう。
ステップ4:少額で実際に取引を始める
ある程度の知識と感覚を得たら、少額から実際の取引をスタートしましょう。最初は「勝つこと」よりも、「資金管理」と「損失を小さく抑える」ことを重視してください。
おすすめのスタート方法:
- 少額取引ができる口座を選ぶ(例:1,000通貨単位以下)
- レバレッジは低めに(2倍〜5倍)設定する
- 損切りラインをあらかじめ設定しておく
例えば、レバレッジ25倍で、USD/JPY が150円の時に1,000通貨分を購入する場合、必要証拠金は約6,000円程度です。これなら無理なく取引ができます。
「実際のお金を使うと感情が動く」という体験は、デモトレードでは得られません。本番での経験は、FXの学びをさらに深めてくれます。
ステップ5:取引を振り返って改善する
取引を始めたら、自分のトレードを記録し、振り返る習慣をつけましょう。これが成長のカギです。
記録しておくべき内容:
- 取引した通貨ペア・売買の方向
- エントリーと決済の理由
- 損益の結果
- 心理状態(不安だった、焦ったなど)
これを「トレード日記」として残しておくことで、自分の失敗パターンや得意な状況が見えてきます。成功・失敗に一喜一憂するのではなく、「学びの材料」として活用することが大切です。
FXの初めからに関しては、こちらの記事でも詳しく説明していますので、合わせてお読みください。
まとめ:FXは正しいステップを踏めば安心して始められる
FXは、正しく始めれば初心者でも取り組みやすい投資方法です。重要なのは、「いきなり大きな利益を狙わないこと」「ルールを守ること」「リスクを理解すること」です。
最後に、もう一度ステップをおさらいしておきましょう:
- 基礎知識を学ぶ
- FX会社を選んで口座開設
- デモトレードで練習
- 少額から実戦スタート
- 取引を振り返り、改善を重ねる
コツコツと経験を積んでいけば、FXのスキルは確実に身についていきます。焦らず、自分のペースで、まずは小さく一歩を踏み出してみましょう。口座開設はこちら。